


続いてかつての標津線の終着駅、根室標津駅跡を訪ねます。転車台とC11型蒸機が保存されているのは前回来た際にも確認した通りですが、大きな変化がありました。その転車台の前に根室標津駅の五つの切り抜き文字が置かれているのです。記憶の中の在りし日の駅舎に掲げられていたものと字体や色が完全に一致します。
運の良いことに整備の仕事をされている方がいたので、話を聞くことが出来ました。切り抜き文字については果たしてその通り、そしてさらに良い話が。この先一帯を鉄道記念公園のように整備していくのだそうです。その手始めとして、駅跡から転車台に至るまでのレールの上に被せられていた土を掘り返すといいます。レールは剥がされてはおらず、上から覆っただけなのだそうです。いずれはC11を庫の中に保管するとも。これは以後北海道に来る度必ずここに立ち寄らねばならないようです。

今のところ駅跡には何も痕跡はありませんが、かつての駅前食堂が今も現役なのは素晴らしいです。

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