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二軒目へ移行します。三日目だからこその冒険が出来ると言いましたが、最たるがここです。これまで何度も前を通りながらも、素通りを繰り返していました。飲み屋街のど真ん中の角地という、良過ぎる立地に懐疑的になるからです。しかしこれは私の悪い癖でもあります。立地が良過ぎると益体もない店という理屈は、あながち間違いではないと思うものの、当たり前ですが全てに当てはまるわけではありません。つまるところ居酒屋というのは入ってみないと分からないのです。
それでも実際に入ってみようと思うきっかけが、一昨日ありました。この店は往来から中の様子がよく見えます。一直線のカウンターに着いた全ての人の前に当店名物のつぶ焼きが置かれ、皆が黙々とそれを食べていたのです。専門店らしいその潔い雰囲気を好ましく思ったのでした。

ところがいざ席に着いてみると、その潔さは想像を超えるものでした。品書きに書かれているのはつぶ焼きとラーメン、あとは酒類だけ。これだけなのです。ラーメンだけを食べに来る人もいます。面食らいつつも、とにかく生ビールとつぶ焼きを注文しました。握りの一人前が乗るのと同じくらいの下駄に、まるで賽の五の目のように五つの窪みがつけられています。そこに殻のままのつぶが五つ乗って出てきました。それを串で引っ張り出して食べるのです。たっぷりかけられた特製のタレはやや甘く、これなら醤油で食べた方がよいと思いましたが、そんな事より今が旬のつぶ貝をこうして丸焼きにしてひたすら出すこの店の佇まいが全てです。
生ビールとつぶ焼き一皿で計1,450円。私と同じようにこうしてすぐに席を立つ人は珍しくありません。創業53年、じっくり食べさせる店ばかりと思っていた釧路の飲み屋街のど真ん中に、個性の光る一軒がありました。

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