
三日間にも及んだ釧路の夜の最後を、ここで締め括ります。中一日で鳥善の暖簾をくぐりました。無事に席に着けて本当によかったです。こうして改めてよく見ると、癖の強い店です。でっぷりと太って一重瞼が垂れ下がった主人はお世辞にも人相が良いとは言えず、それで目が合ってもじろりとこちらを見るだけでいらっしゃいませの一言もないのだから、一見はこれだけで退散してもおかしくありません。私だって本来こういう店は好まないのですが、ここのザンギの美味さはそれらの事を超越しているのです。
鶏肉というのはこうも美味な食材たり得るのか。衣を付けて油で揚げるという調理法はこうも昇華するものなのか。昨日の反動もあるのかも知れないですが、それでも中一日でここまで感動出来るというのが偽りない事実です。もし私が釧路に住んでいたなら、本当に毎日通ってしまいそうです。最後にこれが食べられて本当によかった。そしてどうかいつまでもこのままで。

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