
函館での最大の楽しみは昼食だと言っておきながら、三日目にして漸く始動出来た感じです。今日は元祖小いけにやって来ました。昨日の今日でまたカレーかと思われるでしょうか。昨日カレーで消化不良な思いをしたからこそ今日カレーが食べたかったのです。そしてカレーの美味さに満足しただけでなく、今日は次から次へと印象的な場面が展開しました。
前回立てた仮説が、魔法のランプのような容器でルウが供されるのは大盛りを注文した時ではないか、というものでした。そこで今日は大カツカレーを注文しました。するとここで幸運が。私の直後に入って来て近くの席に着いた人が、普通盛りのカツカレーを注文したのです。願ってもない展開です。

果たして遂に念願の魔法のランプが私の目の前に運ばれてきました。ランプだけでなく、ステンレスの水ポットや薬味入れ、ナプキンに巻かれた食器などと一緒になると一層絵になります。そしてやはり普通盛りのカツカレーは初めからカレーをかけた状態で出されていました。恐らく大盛りに初めからルウをかけると皿の縁ぎりぎりになってしまうからなのでしょう。とにかく仮説は正しかったことになります。
当店のカレーの特徴は、何といってもちゃんと辛いことです。やはりカレー専門店ならばこうでないといけません。ココ壱のカレーの3辛くらいなので、辛いものが苦手な人は無理でしょう。辛いものが好物の私でも額から汗が噴き出てきます。
すると驚いたことに、小学生くらいの子供の四人連れが入って来ました。これも昨日見掛けたのと同じような修学旅行生なのでしょう。こんな辛いカレーを子供が食べられるのだろうか、と思っているとさらに驚いたことが。店員のお姉さんが厨房に注文を伝える元気な声が響くのですが、「カレー、ルウ別で一枚」と言うではありませんか。大盛りを食べずして魔法のランプだけ得ようとは不届き者ですが(笑)、秘密を解き明かした今、次の機会には私も普通盛りのルウ別を注文するかも知れません。

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