
とうとうこの時が来てしまいました。予報に反して天気が崩れることがない限り、明日の朝函館を出発します。
函館の町を去る時はいつも強く後ろ髪を引かれますが、勿論今回も同様です。連日大した事をしていないように思われるかも知れませんが、かつては函館に住みたいと本気で思っていた人間です。特に何をしていなくとも函館に居る間は全てが充実した時間であり、居るだけで幸せなのです。だからこそ去り難いものがあります。こんなに美しく、印象的で、情緒ある町はありません。
それでも夏の初め、北海道に上陸してすぐの函館を去る時はまだいいのです。目の前には広大な大地が広がり、北海道の夏旅という極上の時間が待ち構えています。これに対して北海道の旅を終え、秋に函館を去る時は二重の寂しさがあります。名実ともにここに夏が終わります。

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