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先日は洗練された京料理を良心的な居酒屋価格で味わえる店を次々と訪ねました。これぞ居酒屋巡りの真髄であり、極上の贅沢でもあります。しかし今日はまるで趣が違います。暖簾をくぐるのは立ち飲み屋です。
京都に来てわざわざ大衆酒場もなかろうと思われるでしょうか。過去に「たつみ」や「寿海」を訪ねた時に思ったのは、京都は大衆酒場の肴ですら美味いということです。誤解を恐れず言うなら、むしろ京都に来た実感を強く得られるのではないでしょうか。しかし当店はこれら格安店よりさらに一回り安い激安店です。

完全な立ち飲みです。生ビール中ジョッキ240円、大ジョッキ380円、冷奴150円、煮穴子300円、本鮪の刺身380円などなど。ここまで安いともはや問答無用、絶対的な正義です。流石に京都らしい料理は殆どないし、感心する程の美味というわけではありません。しかし全く悪くありません。東京や大阪でこの価格帯だったら、味については諦める、ただ酔えればよいという矜持のない店ばかりになりますが、そうでないところが凄いのです。
店内もきれいだし、雰囲気も洗練されています。女性客がとても多いことが何よりの証拠です。そしてこれが大事なのですが、ここまで安いと自宅や宿で飲むのと出費が余り変わらないのです。場末の立ち飲み屋ですら東京や大阪との格の違いを見せつけるのですから、やはり京都の飲食店は違います。場末だなどと言いましたが、この店は平安京の朱雀大路である千本通に建っています。その様もどこか印象深いです。

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