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二軒目へ移行します。こちらも教祖の推奨店、美観地区の只中にある新粋です。この店を一言で表すなら、正統派にして型破りです。

暖簾をくぐると目の前は長いコの字のカウンター、少し離れて奥の方がテーブル席という造りが実に良いです。その真ん中に立つのは見たところ八十代にもなろうかという御主人。矍鑠として店全体を鋭く差配しながらも物腰は穏やか、何とも味わいあるあしらいです。カウンターの上には大皿に盛られた惣菜が並び、これぞ居酒屋といった素晴らしい眺め。さらに品書きにはあらゆるものが並び、おでんが舟に待機します。何を注文しようか迷っていると、御主人が開口一番コロッケを薦めてくるのに驚きました。これが型破りの第一弾です。
おでんの厚揚げを所望すると、出汁が殆ど入っていない皿に盛られた揚げ立てが出てきました。これまた型破りです。かりかりの食感を楽しみたければそのまま摘み上げていただき、出汁を楽しみたければ皿の底の僅かなそれに六面をしっかり浸すか、或いは追加で出汁をかけてもらえばよいという寸法です。
他にもあらゆるものが穏やかながらに神経が行き届いた隙のない味わい、何を食べても美味です。会計は健全な居酒屋価格。先発完投にも二軒目にも使える懐の広さもあり、欠点が見当たりません。このような名店が二軒もあり、周辺の景観は酔い覚ましの散歩に最高です。倉敷の夜の何と贅沢なことでしょうか。

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