

昨日訪ねた「さか枝」と同じく、この旅では未訪問ながら是非とも再訪したいと思っていたのがこの店です。静かな山の中の一軒家、まるで農家のような佇まいです。店の前には大量の薪が積まれています。薪で湯を沸かしてうどんを茹でているのでしょうか。

当店名物はかけうどんをあつあつ、ひやあつ、ひやひやの三種から選ぶこと。ひやあつの大300円を注文しました。キスの天麩羅を加えて420円です。卓上にはおろし金と皮を剥いた生姜が無造作に置かれていて、必要ならば自分でおろして入れます。いりこが香り、上品な薄味ながら力強い出汁は秀逸。手打ちのうどんは四角い断面で強いコシがあり、こちらも秀逸。味よし、雰囲気よし、トリを飾るのに相応しい素晴らしい一杯でした。
ここまで来ると徳島との県境ももう目の前です。この日本一周での遍路打ちは二十四番で終了です。ここまでやれば結願と言っていいでしょう。

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