出発前の最後の記事として、日本一周の大荷物をどうやってスーパーカブに積んでいるのか、積載の方法を紹介します。

まず前カゴです。追加したカゴも合わせて、ここには風呂道具や洗面道具などの生活用品と、フライパン、ビール用の保冷バッグ、洗濯用ロープに洗濯ハサミ、雨合羽、シューズカバーなどの雑多な小物類を入れてあります。どれも重くなくて、且つ多少濡れても大丈夫な物ばかりです。
詳しくはこちらの記事をご参照下さい。

ウィンドシールドに地図入れを固定し、走りながらツーリングマップルを見開きの状態で見ることが出来ます。これも詳しくはこちらをご覧下さい。

左のレッグシールド内側の下の方には鍵型の金具を共締めしてあります。その上に家具用の滑り止めのゴムキャップを被せてあります。これを何に使うのかというと、キャンプ用の椅子をここに乗せるのです。

そして登場するはテンションコードの、片方がフック、片方は結んで輪っかを作ったものです。

ここに輪っかの側を引っ掛けて…


このように椅子が固定出来ます。シフトチェンジを行う左足の運転操作に干渉しない絶妙な位置です。使う頻度が低い割に嵩張る椅子をこの位置に積めるのは大きな利があります。

一方で右側にはこのように2リットルのペットボトル入れを吊り下げます。こちらも右足の運転操作に干渉しない具合の良い大きさです。
ちなみにフックは最初から両側に付いているわけではありません。買って後から追加したのです。

この位置にはマジックテープが貼り付けてあります。もちろんペットボトル入れの方も対になっています。ペットボトルの中身が残り少なくなってくると風に踊ってしまうので、その対策です。

中央のステップスルー部にテントを積んでいます。このコードを留めているフックも同様に自分で追加したものです。
ことテントの積み方ということならこれこそが究極、理想の積み方だと言い切ります。前ブログを読んで下さっていた方は、またその話かよ、何度繰り返すんだよと思われるかも知れません。が、構わず続けます(笑)
まず、様々な持ち物の中でも重量があるテントを軸間の、それも低い位置に積めるというのは、バイクの走行の面でも理想的です。
それから、テントを他の荷物と干渉しない独立した位置に積むことによって撤収の手順が非常に合理的になります。たとえばテントを後部の箱の中に積んでしまうと、テントを先に積まないと積めない幾つかの小物が「テント待ち」の状態になってしまいます。これに対してテントをこの位置に積めば、テントの中に持ち込んだ寝袋やマット、ランタンなどはどんどん先にバイクに積んでしまい、テントは朝の準備をしている間に底面やフライシートを乾かしておいて、出発の直前に積めばいいのです。
さらにこの積み方はスーパーカブならではの個性を発揮出来るというのも美点です。

左サイドバッグには替えのジーパン、寝袋、マット。ポケットにはゴム板と、サイドバッグを留めるベルトの予備を入れます。

右サイドバッグには工具袋、チェーンクリーナーにオイル、ウエスにブラシ、予備のチューブ、替えの電球類、医薬品の入った袋、待機中のツーリングマップル。ポケットに針金と結束バンド、マジックテープの予備、それから緑色の紐のような物は、バックル付きのバンドです。これは夏場にダウンジャケットが嵩張らないように留めるための物です。
あとは旅の序盤限定で予備の寝袋もこの右サイドバッグに入れます。暖かくなったら実家に送ってしまうつもりなのですが、そうすると右サイドバッグの容量が空き過ぎます。どうするかはその時考えます。

それでは真打ちの箱へいきましょう。
まず蓋の天井には、ちょっと分かり辛いかも知れませんがA4版のファイルを貼り付けてあります。ちょっとした紙を入れておくのに便利です。

箱の中です。向かって左側が前、右側が後ろです。ここには写っていませんが一番前にノートパソコン、その後ろに調理道具などが入った箱、さらに後ろの方にはサイドバッグに入らない温泉博士などの本や電子機器類を入れたウエストバッグ、使う頻度が高い日記帳などを放り込みます。
その上に衣類を入れた赤いバッグをどんと乗せます。はみ出ているように見えますが、蓋にも高さがあるのできちんと閉まります。箱の中の容量をいかに開けておくかが鍵ですが、上々の結果です。

箱を上から見たところです。百均で売られている滑り止めシートを貼りました。

枕を入れたリュックをバイクカバーでしっかりとくるみ、箱の上に乗せます。そしてネットで固定します。それからネットの隙間からサンダルを差し込みます。

念のためにカラビナでも留めています。

これで全積載の状態です(先日の写真の使い回しですが)
持っていきたい物は全て積めて、且つ箱の中を十分に空けることが出来ました。前後や左右の重量配分も良好です。枕のせいで重心がやや高いのが難点ですが、それはまあそれとして…
今回は前回の日本一周の時の積み方に劣るところ、難点が一つだけあります。それは、前カゴを全てカバーで覆ったが故にドリンクホルダーを付けられなかったことです。当面は500mmlのペットボトルは箱の中に放り込んでおくしかなさそうです。ですが、旅中に何か妙案が浮かんだら適宜改造していきます。

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まず前カゴです。追加したカゴも合わせて、ここには風呂道具や洗面道具などの生活用品と、フライパン、ビール用の保冷バッグ、洗濯用ロープに洗濯ハサミ、雨合羽、シューズカバーなどの雑多な小物類を入れてあります。どれも重くなくて、且つ多少濡れても大丈夫な物ばかりです。
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ウィンドシールドに地図入れを固定し、走りながらツーリングマップルを見開きの状態で見ることが出来ます。これも詳しくはこちらをご覧下さい。

左のレッグシールド内側の下の方には鍵型の金具を共締めしてあります。その上に家具用の滑り止めのゴムキャップを被せてあります。これを何に使うのかというと、キャンプ用の椅子をここに乗せるのです。

そして登場するはテンションコードの、片方がフック、片方は結んで輪っかを作ったものです。

ここに輪っかの側を引っ掛けて…


このように椅子が固定出来ます。シフトチェンジを行う左足の運転操作に干渉しない絶妙な位置です。使う頻度が低い割に嵩張る椅子をこの位置に積めるのは大きな利があります。

一方で右側にはこのように2リットルのペットボトル入れを吊り下げます。こちらも右足の運転操作に干渉しない具合の良い大きさです。
ちなみにフックは最初から両側に付いているわけではありません。買って後から追加したのです。

この位置にはマジックテープが貼り付けてあります。もちろんペットボトル入れの方も対になっています。ペットボトルの中身が残り少なくなってくると風に踊ってしまうので、その対策です。

中央のステップスルー部にテントを積んでいます。このコードを留めているフックも同様に自分で追加したものです。
ことテントの積み方ということならこれこそが究極、理想の積み方だと言い切ります。前ブログを読んで下さっていた方は、またその話かよ、何度繰り返すんだよと思われるかも知れません。が、構わず続けます(笑)
まず、様々な持ち物の中でも重量があるテントを軸間の、それも低い位置に積めるというのは、バイクの走行の面でも理想的です。
それから、テントを他の荷物と干渉しない独立した位置に積むことによって撤収の手順が非常に合理的になります。たとえばテントを後部の箱の中に積んでしまうと、テントを先に積まないと積めない幾つかの小物が「テント待ち」の状態になってしまいます。これに対してテントをこの位置に積めば、テントの中に持ち込んだ寝袋やマット、ランタンなどはどんどん先にバイクに積んでしまい、テントは朝の準備をしている間に底面やフライシートを乾かしておいて、出発の直前に積めばいいのです。
さらにこの積み方はスーパーカブならではの個性を発揮出来るというのも美点です。

左サイドバッグには替えのジーパン、寝袋、マット。ポケットにはゴム板と、サイドバッグを留めるベルトの予備を入れます。

右サイドバッグには工具袋、チェーンクリーナーにオイル、ウエスにブラシ、予備のチューブ、替えの電球類、医薬品の入った袋、待機中のツーリングマップル。ポケットに針金と結束バンド、マジックテープの予備、それから緑色の紐のような物は、バックル付きのバンドです。これは夏場にダウンジャケットが嵩張らないように留めるための物です。
あとは旅の序盤限定で予備の寝袋もこの右サイドバッグに入れます。暖かくなったら実家に送ってしまうつもりなのですが、そうすると右サイドバッグの容量が空き過ぎます。どうするかはその時考えます。

それでは真打ちの箱へいきましょう。
まず蓋の天井には、ちょっと分かり辛いかも知れませんがA4版のファイルを貼り付けてあります。ちょっとした紙を入れておくのに便利です。

箱の中です。向かって左側が前、右側が後ろです。ここには写っていませんが一番前にノートパソコン、その後ろに調理道具などが入った箱、さらに後ろの方にはサイドバッグに入らない温泉博士などの本や電子機器類を入れたウエストバッグ、使う頻度が高い日記帳などを放り込みます。
その上に衣類を入れた赤いバッグをどんと乗せます。はみ出ているように見えますが、蓋にも高さがあるのできちんと閉まります。箱の中の容量をいかに開けておくかが鍵ですが、上々の結果です。

箱を上から見たところです。百均で売られている滑り止めシートを貼りました。

枕を入れたリュックをバイクカバーでしっかりとくるみ、箱の上に乗せます。そしてネットで固定します。それからネットの隙間からサンダルを差し込みます。

念のためにカラビナでも留めています。

これで全積載の状態です(先日の写真の使い回しですが)
持っていきたい物は全て積めて、且つ箱の中を十分に空けることが出来ました。前後や左右の重量配分も良好です。枕のせいで重心がやや高いのが難点ですが、それはまあそれとして…
今回は前回の日本一周の時の積み方に劣るところ、難点が一つだけあります。それは、前カゴを全てカバーで覆ったが故にドリンクホルダーを付けられなかったことです。当面は500mmlのペットボトルは箱の中に放り込んでおくしかなさそうです。ですが、旅中に何か妙案が浮かんだら適宜改造していきます。

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この記事へのコメント
出発前でワクワクしますね!
2017/03/17(金) 08:23 | URL | ハスラー #-[ 編集]
行ってらっしゃい。元気でね。
返不要。
返不要。
2017/03/17(金) 09:19 | URL | sirouto #VQLsZ0yQ[ 編集]
ホローを始めてから、三度目の旅立ちです。体に気を付けて、行ってらっしゃい。
2017/03/17(金) 10:23 | URL | まね #mQop/nM.[ 編集]
満を持しての出発、おめでとうございます。さすが「続・・・」というだけのことがある、たいへん充実した準備と思い入れの深さには頭が下がります。同じカブ110丸目乗りとして、旅中でのビートさんのご活躍とご安全を心よりお祈りさせていただきます。カブと一緒にいっぱい良い所を見てきてください!
2017/03/17(金) 15:37 | URL | キヨシ #-[ 編集]